日本に生息するシロアリの種類は、20種類以上と言われていますが、その中でも家の建物の倒壊などの危険性を及ぼすのは2種類だけです。
シロアリ駆除の対象となるのは、イエシロアリとヤマトシロアリの2種類で羽を持って飛び回ることもできます。
他に羽アリにはシロアリとクロアリの二つに分けられ、一般的にはクロアリの方を見かけることが多いかもしれません。
クロアリの場合は触角がくの字型となり、シロアリの触角は数珠型でくの字型になっていません。
また羽がシロアリは開いた時に均一が取れていますが、クロアリの方は前の羽が大きく歪な形をしている特徴があります。
一方、イエシロアリとヤマトシロアリとの違いは大きさに違いがあり、イエシロアリの方が大型の種となります。
その見分け方は羽アリの頭部分で、ヤマトシロアリは細長い形状をしており、イエシロアリは頭部分が丸い形状をしています。
シロアリ駆除を行う上では、どちらのシロアリに侵されているかを特定することがポイントで、イエシロアリの方が数十万から数百万と膨れ上がる特徴があり、巣が巨大化します。
もっともヤマトシロアリでは、コロニーを形成することがあり、一つの家屋に幾つもの巣を作る特徴も見られます。
多くの一戸建て住宅を所有される方にとって、シロアリの発生は建物倒壊の危険性にも繋がるため、それを避けたいというのが本音ではないでしょうか。
もし家の中や周囲で羽アリを見かけた場合は、その発生場所を押さえ、それによってシロアリ駆除の検討を行うことが必要不可欠になります。
シロアリの生態は、土の中や床下などの暗くて湿気が多い場所を好み、そういった場所に巣を作る性質を持っています。
特に発生場所としては、家の中で何匹も見かけた場合には要注意で、柱や壁、床下などの場所に巣を作っている可能性も高いです。
もっともさらに詳細な場所の特定を必要とし、柱・柱と天井の隙間・コンクリートの隙間・浴室のタイルの隙間・コンクリートの割れ目などで見かけることもあります。
こうした場所で羽アリが何匹も発生している場合には、その見えない部分に巣が存在する場合も多く、早急にシロアリ駆除を業者に依頼することが必要です。
一番、侵入されている危険性が高い場所は家の中で、他にも家の周囲で見つかるケースがありますが、その場合は羽があるため飛来してきた可能性もあります。
また家の周囲で見つかった場合は、近くの家にシロアリの巣が存在している場合もあるため隣人とやりとりがある方は、その話をしてみると良いでしょう。
シロアリは大切な家に大きな被害をもたらすこともありますので、羽アリを見かけたなど異常を感じた場合は、点検をしておくことをおすすめします。
点検で発生がなかった場合はとりあえず安心ですが、被害が出ていたことがわかればできるだけ早くシロアリ駆除をしておきたいものです。
専門業者のシロアリ駆除を利用すれば、完璧に駆除できるというイメージもありますが、プロに依頼したにもかかわらずすぐに再発するケースもあります。
再発の意外な原因では、薬剤がまだ十分浸透していないこともあげられますのでしばらく様子をみてみましょう。このほかの理由では、駆除の仕方が甘かったことや違う場所に巣があったことなども考えられます。
こうしたトラブルを防ぐためには、業者選びで失敗しないことも大切です。シロアリ駆除の技術が高く、豊富な実績を持つ信頼できる業者を選びましょう。
それから、再発した場合の保証がどのようになっているのかも確認しておきたいところです。
木造住宅で築年数が古い場合は、室内側のどこかに湿気が多くカビが生えていたり見えている木材の部分が腐食していることを見つける方も実在しています。
この問題は雨による湿気が原因となっている場合は、除湿シートや防水シートを用いるリフォームで対応できますが、床下を確認するとシロアリが大量に発生していることを確認した場合、素人では太刀打ちできないのでシロアリ駆除の専門会社に任せることが必要です。
注意すべき点はありシロアリ駆除を行う会社の中には悪徳業者も実在しているので、本来であればシロアリ駆除と簡単な補修作業で済ませることができたとしても、補修すべき範囲を無意味に広げられたり修復する際に木材を強化するための資材と施工費用総額が50万円を大きく超える金額を請求されてしまう可能性があります。
更に床下に電気式のファンを大量に設置し、ファンによって除湿をするという本来であれば不要な機材の料金が請求されるなど、住民の不安を煽って付け込む悪徳業者の事例も少なくはありません。
シロアリ問題で業者を選ぶ際には、ホームページを開設している信頼できる会社、口コミの良い会社を探すことで素人でも分かりやすい説明と共に適切な対応を取ってもらえます。
シロアリは地中から柱に沿って蟻道と呼ばれる道を作って建物に侵入し、主に建築物の土台や大引きなど建物床下部分の建築材が被害の対象になります。
放置しておくと建物の劣化が進んでしまうので、累計施工59万件以上のに裏付けられた確かな技術力があり正社員による高品質なサービスを行う、シロアリ駆除サービスをおすすめします。
シロアリ駆除サービスではお客様のお宅の床下診断を行っていますが、まず床下に入り確認事項は水まわりのシロアリ被害や湿気水漏れなど丹念に調べます。
次に玄関や勝手口など外との接点も欠かさず調べ、家のまわりや垣根も余さず調べ床下で撮影した画像をお見せしながら結果をご報告します。
それから対策のご提案をして、御見積を提出し施工は有料となりますが追加料金はなく調査は30?40分程度で調査結果を元に、状況に合わせた最適な対策をご提案いたします。
さらに5年保証があり年に一度も無料点検も実施いたしますので、安心して任せられます。
シロアリ駆除は、ただ単に駆除を依頼するだけでは後悔するケースがあり、シロアリに関する基礎知識を身につけておく必要があります。
従来は、住居の周辺環境に対する規制が緩かった事から現在の薬剤に比べて殺虫力が強い薬剤を使うことができ10年間の保証が一般的でしたが、現在では人体や環境に優しい薬剤を使用するので5年保証が一般的です。
シロアリの駆除は、床下一面に薬剤を散布して主要な木材に薬剤を注入するのが一般的でしたが、人体や環境に優しい薬剤を使用する様になった事からシロアリが殺虫成分を巣に持ち帰り巣ごと駆除するベイトが一般的になるなど基礎知識も変化しています。
シロアリは、一般的に散布やベイトで駆除するのが一般的ですが、調湿剤や床下換気扇などで床下の湿度を低くする事でシロアリが生息できない環境を維持することがシロアリ駆除方法の一つでした。
しかし、現在では温暖化と住宅の機密性が上がった事で九州地方や四国地方の暖かい地域でしか確認できなかったイエシロアリが関東地方でも確認されており、水分を運ぶことができるイエシロアリによる2階部分の被害が報告されています。
また、アメリカカンザイシロアリは、木の細胞に蓄えられている水分で生息することができるとされ、調湿による駆除など従来の基本知識が大きく変化しているので新しい情報を随時入手しておく必要があります。
シロアリは大切な家を食い散らしてしまう害虫なので、見つけたときはできるだけ早く駆除しておきたいものです。シロアリ駆除は数十万円程度の費用が発生する場合もあり、経済的負担が心配という人もいるのではないでしょうか。
まず、シロアリ駆除の費用も業者ごとに違いがあります。相場や適正価格を知るためにも、複数社から見積もりを取っておきましょう。
安く済ませるために市販の駆除剤などを使う人もいますが、シロアリを完全に駆除するのは素人では難しいものがあります。駆除に失敗してしまうと、被害が広がりさらに多くの費用が発生する可能性もあります。
費用はかかっても、やはりシロアリ駆除は専門業者に依頼することがおすすめです。専用の駆除剤を使うこともできますし、専門家ならではの質の高い駆除も行われます。そして、再発を防ぐ処理などもしてもらえます。
早めに駆除をしておけば、家屋の損害も少なくなりますので、経済的負担は抑えられます。駆除が遅くなると、家屋にも被害が広まっていきますので、修理に多くの費用が発生することも考えられます。
◎2022/11/1
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